クレーン運転士は転職で年収が上がる?免許の種類・取り方・求人の見方

クレーン運転士への転職で年収が上がるかは、免許だけでは決まりません。現場経験があり、5トン以上・夜勤/残業・玉掛けを組み合わせられる人は上がりやすいです。

一方、未経験初年度や日勤のみでは586.7万円をそのまま期待しない方が現実的です。求人賃金月額27.8万円も、手当込みかで見方が変わります。

この記事を読めば、公的データで見た年収の基準値、免許と技能講習の就業区分の違い、取り方と費用の総額、求人票の見方までを、自分の状況に当てはめて判断できます。

先に結論
  • 公的データの年収目安は586.7万円、求人賃金月額は27.8万円。未経験の初年度は下がりやすく、夜勤/残業や港湾・建設・製造の現場で上振れします。
  • 年収を決める主因は免許の区分名ではなく、現場・残業/夜勤・玉掛けなどの複合スキルです。免許は5トン以上を運転できる土台になります。
  • クレーン運転士系の資格は、つり上げ荷重で必要資格が変わり、免許と技能講習は別物です。5トン以上は免許、1トン以上5トン未満は技能講習で分かれます。
  • 費用は受験料だけでは終わりません。実技教習費や免許申請の手数料まで含めた総額で見て、費用重視か実技対策重視かで取り方を選びます。
あなたの状況おすすめの動き方
未経験で現場職に転職したいまず就業区分と必要資格を確認し、取得支援のある会社も検討
フォークリフト・玉掛けで現場にいる5トン以上を扱う上位資格として運転士免許を検討
年収を今より上げたい免許取得より、残業/夜勤・現場タイプ・複合スキルで求人比較
1トン以上5トン未満の小型移動式を扱いたい免許でなく小型移動式クレーン運転技能講習を確認

固定式・床上式などは機種で必要教育が変わります。求人票では、機種名とつり上げ荷重をセットで確認してください。

目次

クレーン運転士に転職すると年収は上がる?

上がる可能性はありますが、免許取得だけでは足りません。5トン以上の現場、夜勤/残業、玉掛けなどを組み合わせられるかで差が出ます。

見るポイント
  • 上がりやすい条件は、5トン以上・夜勤/残業・玉掛けなどの複合スキルです
  • 上がりにくい条件は、未経験初年度・日勤のみ・小型中心の求人です
  • 転職前に取るか入社後に取るか、自分の急ぎ具合で判断できているか
評価される場面有利度理由
5トン以上を扱う現場免許がないと就けない就業区分に入れる
玉掛け・現場経験と併せ持つ手元作業まで任せられ、配置の自由度が上がる
未経験での応募基礎知識と意欲の証明になる
1トン以上5トン未満の小型のみの現場低〜中技能講習で足りる場面が多い
年収アップ目的のみ残業・夜勤・現場タイプの影響が大きい
年収が上がりやすい人上がりにくい人
現場経験があり玉掛けも持つ未経験の初年度
夜勤・残業を受けられる日勤のみで残業が少ない
5トン以上を扱う求人へ応募小型(1トン以上5トン未満)中心
資格手当・賞与が明記された求人資格手当が少ない求人
同じ免許でも、現場・残業/夜勤・複合スキルで年収差が出ます(目安)。

年収を上げたいなら、免許の取得より「夜勤・残業の有無」「玉掛けなど複合スキル」「5トン以上の求人か」を先に確認しましょう。

有利#1
5トン以上を運転できる就業区分に入れる

つり上げ荷重5トン以上のクレーンや移動式クレーンの運転は、労働安全衛生法に基づく就業制限がかかり、運転士免許を持つ人でなければ就けません。免許はこの区分に入るための必須条件です。

大型の設備を扱う製造・建設・港湾の現場では、この区分に入れること自体が応募条件になります。免許は「年収を上げる資格」ではなく「大型を扱う仕事に応募できる資格」と捉えると、求人選びを外しません。

面接では「配属先で扱うクレーンのつり上げ荷重は何トンか」「必要な免許区分は限定なしか、クレーン限定でよいか」を数字で確認すると、入社後のミスマッチを防げます。

有利#2
玉掛け・現場経験と組み合わさると評価される

クレーン運転の現場では、荷を掛け外しする玉掛け作業や、地上で運転者を補佐する手元作業も発生します。運転と玉掛けを両方こなせる人は、少人数の現場でも配置しやすく重宝されます。

そのため運転士免許だけでなく、玉掛けやフォークリフトなど周辺資格を併せ持つと、任せられる範囲が広がります。求人票で「玉掛け必須」「玉掛け歓迎」と書かれる現場は多く、複合スキルは選考で効きます。

未経験でも、免許があれば基礎知識と意欲の証明として評価されやすくなります。そのうえで入社後に玉掛けなどを足していく順番でも問題ありません。

有利#3
転職前に取る人・入社後でよい人

すでに現場経験がある人は、転職前に免許を取っておくと「5トン以上運転」「免許必須」の求人へそのまま応募できます。応募できる求人の幅が一段広がります。

一方、未経験で早く動きたい人は、資格取得支援のある会社に入り、働きながら取る順番でも構いません。急ぐ理由がなければ、入社後に会社の支援で取るのが現実的です。

出典:厚生労働省 職業情報提供サイト job tag「クレーン運転士」、公益財団法人 安全衛生技術試験協会「クレーン・デリック運転士(限定なし)の紹介」(2026年7月2日確認)。

公的データで見るクレーン運転士の年収

クレーン運転士の年収は、公的統計では586.7万円が一つの目安です。まずこの基準値を押さえ、そこから現場・残業・夜勤で上下する幅として捉えましょう。

下の586.7万円は「クレーン運転士」という職業分類の統計で、経験者を含む職業全体の目安です。免許保有者だけの平均や、未経験転職の初年度年収ではありません。

見るポイント
  • 586.7万円を「基準値」として、自分の想定年収と比べられているか
  • 年収が現場・残業・夜勤でどう動くかを分解して見られているか
  • 求人賃金月額に手当が含まれるかを確認する視点を持てているか
項目クレーン運転士転職時の見方
賃金年収586.7万円求人比較の基準値に使う
労働時間168時間/月残業・夜勤を含む現場が多い
平均年齢47.7歳中途からの転職も多い
求人賃金月額27.8万円ハローワーク求人の月額目安。手当込みかは要確認
有効求人倍率4.15倍人手不足で応募者が選びやすい
出典:厚生労働省 job tag「クレーン運転士」(賃金・労働時間・年齢は令和7年賃金構造基本統計調査、求人は令和6年度。2026年7月2日確認)
条件586.7万円の読み替え方
未経験初年度経験者込みの基準値より低く見積もる
経験者+5トン以上+玉掛け基準値に近づきやすい条件として見る
夜勤・残業あり手当で上振れしやすい条件として見る
日勤のみ・小型中心求人賃金月額と基本給を重視して見る
新しい相場ではなく、公的データを自分の条件へ読み替えるための目安です。

年収の読み方(月額から見る)

  • 求人賃金月額27.8万円を単純に12か月とみると333.6万円が土台の目安です。
  • 333.6万円と586.7万円の差は、賞与・残業代・夜勤手当・資格手当・役割差で埋まります。
  • ここに賞与・残業代・夜勤手当・資格手当が加わって年収が決まります。手当込みかは求人ごとに要確認です。

年収#1
586.7万円は求人比較の基準値に使う

年収586.7万円は経験者を含む職業分類の数字です。未経験の初年度はこれより低く、残業や夜勤、役職が増えると上振れする、という幅で捉えてください。

求人票の年収例がこの基準値から大きく外れるときは理由を確認します。高い場合は残業・夜勤が多い、低い場合は日勤専従や小型中心が背景にあることが多いです。

年収#2
年収は現場・残業・夜勤で変わる

同じクレーン運転士でも、日勤中心の工場常駐と、工期に追われる建設現場や夜間作業のある港湾では月収が変わります。年収例は前提条件をそろえて比べましょう。

また玉掛けなど複合スキルを持ち、手元まで任される人は評価が上がりやすい傾向です。年収は「免許の種類」ではなく「どの現場で何を任されるか」で決まります。

年収を見るときの分解

  • 年収 = 基本給×12か月 + 賞与 + 残業代 + 夜勤/深夜手当 + 資格手当
  • 年収は「総額」ではなく「どんな現場・残業量で届くか」で比べる

年収#3
求人賃金月額27.8万円の見方

求人賃金月額27.8万円は、ハローワーク求人統計上の月額目安です。この数字に手当や残業代が含まれるかは求人ごとに異なります。

高い年収例は、どの手当で到達するかを見ます。月額だけで判断せず、賞与・残業代・夜勤手当・資格手当の内訳まで確認しましょう。

出典:厚生労働省 job tag「クレーン運転士」。統計値は職業分類に対応する参考値(2026年7月2日確認)。

クレーン免許の種類と就業区分

クレーン系の資格は、つり上げ荷重で必要な資格が変わり、免許と技能講習は別物です。まず就業区分を表で切り分けてから、自分に必要な資格を選びます。

見るポイント
  • まずつり上げ荷重で「免許が要る区分」か「技能講習でよい区分」かを分ける
  • 免許の中でも「限定なし・限定あり」で運転できる範囲が変わる点を押さえる
  • 自分が扱いたい現場・機種から逆算して、どの資格から取るかを決める

区分#1
5トン以上は運転士免許が必要

つり上げ荷重5トン以上のクレーンはクレーン・デリック運転士免許、5トン以上の移動式クレーンは移動式クレーン運転士免許が必要です。いずれも労働安全衛生法に基づく国家資格(免許)です。

クレーン・デリック運転士免許には、限定なし・クレーン限定・床上運転式クレーン限定の区分があります。限定なしはクレーンとデリックの両方を、クレーン限定はクレーンのみを運転できます。

つり上げ荷重必要な資格資格の性格転職での使いどころ
5トン以上のクレーンクレーン・デリック運転士免許免許(国家資格)製造・建設・港湾の「免許必須」求人
5トン以上の移動式クレーン移動式クレーン運転士免許免許(国家資格)移動式を扱う建設・土木の求人
1トン以上5トン未満の移動式クレーン小型移動式クレーン運転技能講習技能講習(免許ではない)小型中心の現場・未経験の入口
5トン未満のクレーン等特別教育特別教育補助作業・入社後教育で対応
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会(限定なし/移動式クレーン運転士の紹介)、労働安全衛生法の就業制限に基づく(2026年7月2日確認)

区分#2
1トン以上5トン未満は技能講習で免許とは別

つり上げ荷重1トン以上5トン未満の移動式クレーンは、運転士免許ではなく小型移動式クレーン運転技能講習を修了すれば運転できます。免許試験と技能講習はまったく別の制度です。

求人票で「クレーン資格」とだけ書かれていても、扱うのが5トン以上か1トン以上5トン未満かで必要な資格が変わります。応募前に、必要なのが免許か技能講習かを必ず確認しましょう。

小型のみを扱う現場を狙うなら、まず技能講習から始める選び方もあります。取り方や費用の違いは、下の記事で具体的に確認できます。

区分#3
どの資格から取るかを決める

資格選びは、扱いたい機種と現場から逆算します。大型の天井クレーンや移動式クレーンを扱う現場を目指すなら運転士免許、小型中心なら技能講習が起点になります。

資格の選び方の目安

  • 大型(5トン以上)を扱いたい → 運転士免許(限定なしか、必要範囲の限定を選ぶ)
  • 小型(1トン以上5トン未満)中心でよい → 小型移動式クレーン運転技能講習
  • 玉掛けが伴う現場が多い → 運転系資格と玉掛けをセットで検討

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会「クレーン・デリック運転士(限定なし)/移動式クレーン運転士の紹介」(2026年7月2日確認)。

クレーン運転士免許の取り方

転職で先に取るべきかは、経験と費用負担で変わります。免許必須求人をすぐ狙う経験者は先取り、未経験なら取得支援のある入社後取得も現実的です。

クレーン運転士免許は、安全衛生技術試験協会の学科試験と実技試験に合格し、免許申請をして取得します。実技は登録教習機関の実技教習を修了すれば免除できます。

見るポイント
  • 学科の合格基準(各科目40%以上かつ合計60%以上)を押さえられているか
  • 実技は直接受験か、教習で免除するかを選べているか
  • 受験料だけでなく実技教習費・免許申請まで総額で見積もれているか
ステップ内容費用感向いている人
学科試験4科目の筆記に合格受験手数料8,800円独学できる人
実技試験試験センターで運転・合図受験手数料14,000円運転経験がある人
実技教習で免除登録教習機関で修了し実技免除教習費が別途(目安13〜16万円)未経験・実技に不安がある人
免許申請合格後に都道府県労働局へ申請収入印紙など(目安1,500円)全員
出典:安全衛生技術試験協会「試験手数料」、教習機関の相場(目安)。免許申請は住所地の都道府県労働局(2026年7月2日確認)

受験手数料は学科8,800円・実技14,000円です。ただし実技を教習で免除する場合は教習費が別途かかり、合格後の免許申請にも手数料が必要です。費用は受験料だけでは完結しません。

タイプ先に自費で取る会社の支援を待つ
向いている人経験者で「免許必須」求人を狙う人未経験・資金に余裕がなく入社を急ぐ人
メリット応募できる求人がすぐ広がる費用を抑えて働きながら取れる
注意点教習費を含む総額を自己負担取得支援の返還規定を要確認
費用を先に払う価値は、狙う求人と資金余力で判断します(目安)。

取り方#1
学科試験:4科目に合格する

学科試験は、クレーンやデリックに関する知識・関係法令・原動機及び電気・運転に必要な力学の4科目です。移動式クレーン運転士も同様に4科目で構成されます。

合格基準は、各科目40%以上かつ合計60%以上です。1科目でも40%を下回ると不合格になるため、苦手科目を作らない対策が要ります。

取り方#2
実技試験:受験か教習免除を選ぶ

実技は、クレーンの運転と運転のための合図が問われ、減点合計40点以下で合格です。試験センターで直接受ける方法と、登録教習機関の実技教習を修了して免除を受ける方法があります。

実技教習を修了すると、修了日から1年以内は実技試験が全部免除されます。運転が未経験の人は、教習で基本操作を身につけてから免除を受けるルートが現実的です。

取り方#3
費用の総額で考える

費用は受験手数料だけでは終わりません。実技を教習で免除する場合は教習費が加わり、合格後の免許申請にも手数料がかかります。

独学で学科・実技とも試験を直接受ければ受験手数料中心で済みますが、未経験で教習を使うと教習費が総額の大半を占めます。受験料だけを見て「安い資格」と判断しないのが大事です。

取り方#4
合格後は免許申請が必要

学科・実技に合格しても、それだけでは運転できません。住所地を管轄する都道府県労働局へ免許申請を行い、免許証の交付を受けて初めて業務に就けます。

申請には手数料や必要書類があります。転職で免許をアピールしたい人は、合格日だけでなく免許証の交付時期まで逆算しておきましょう。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会「クレーン・デリック運転士(限定なし)の紹介」「試験手数料」、昭和47年労働省告示第120号(免許試験規程)(2026年7月2日確認)。

クレーン運転士の求人票の見方・活きる現場

同じ「クレーン運転士」でも、求人は免許区分・現場タイプ・残業や夜勤で価値が変わります。年収アップ目的なら、先に手当と働き方を確認します。

求人票で見る順番
  • 年収例に含まれる手当
  • 残業時間・夜勤回数
  • 賞与の有無
  • 必要免許区分とつり上げ荷重
  • 玉掛けなど周辺作業

年収が上振れしやすい求人条件(目安)

  • 夜勤・交替制がある(深夜・夜勤手当が付きやすい)
  • 港湾・建設・大型設備など重量物を扱う現場
  • 玉掛けが必須・歓迎で、複合スキルを活かせる
  • 資格手当あり・賞与実績が明記されている

見方#1
免許区分と就業範囲

良い求人ほど、必要な免許区分と扱うクレーンの種類・つり上げ荷重を明記しています。「クレーン資格」だけの表記は、必要なのが免許か技能講習かが読み取れません。

限定なしが要るのか、クレーン限定でよいのかも確認します。あいまいな求人は、面接で扱う機種とつり上げ荷重を具体的に聞きましょう。

見方#2
残業・夜勤・玉掛けの有無

年収を左右するのは、残業・夜勤の量と、玉掛けなど周辺作業の有無です。工期に追われる建設現場や夜間作業のある現場は、手当で年収が上がりやすい反面、負荷も上がります。

年収例が高い求人ほど、残業時間・夜勤回数・賞与込みかを確認します。手当を差し引いた基本の水準がどれくらいかまで見て、生活リズムと合うかを判断しましょう。

見方#3
現場タイプと複合スキル

製造・建設・物流・港湾で、扱う機種も働き方も変わります。工場の天井クレーン常駐は日勤中心になりやすく、建設や港湾は工期や船のスケジュールに左右されます。

多くの現場では玉掛けを併せて求められます。運転と玉掛けを両方こなせると配置の幅が広がるため、玉掛け資格の取り方も合わせて確認しておくと動きやすくなります。

面接で確認する質問
  • 配属先で扱うクレーンのつり上げ荷重と、必要な免許区分は何か
  • 残業は月何時間か、夜勤は月何回か
  • 玉掛けなど周辺作業も担当するか
  • 年収例に残業代・夜勤手当・資格手当が含まれるか
  • 資格取得支援を使う場合、退職時の返還規定はあるか
応募前の判断基準(目安)
  • 扱う荷重が5トン以上なら免許、1トン以上5トン未満中心なら技能講習で足りるか確認する
  • 年収例が高い求人は、残業時間・夜勤回数・賞与込みかを必ず確認する
  • 玉掛けなど複合スキルを求められるかを見て、取得計画に織り込む
  • 未経験は、資格取得支援・教育期間・配属の固定度を優先して比べる

よくある質問

クレーン運転士免許に受験資格はありますか?

クレーン・デリック運転士(限定なし)や移動式クレーン運転士の学科試験に、実務経験などの受験資格はありません。本人確認証明書の添付は必要です。ただし試験日程・会場は安全衛生技術センターごとに異なるため、受験予定地の案内を確認してください。

クレーン運転士免許の取得費用はいくらですか?

受験手数料は学科8,800円・実技14,000円です。実技を登録教習機関の実技教習で免除する場合は教習費が別途かかり、相場はおおむね13〜16万円(目安)です。さらに合格後の免許申請にも手数料がかかるため、受験料だけでは完結しません。

運転士免許と小型移動式クレーン技能講習はどう違いますか?

制度そのものが別です。つり上げ荷重5トン以上は運転士免許(国家資格)が必要で、1トン以上5トン未満の移動式クレーンは小型移動式クレーン運転技能講習で運転できます。扱う荷重で必要な資格が変わるため、求人の対象荷重を確認してください。

未経験からクレーン運転士に転職できますか?

可能です。受験資格がなく、実技は教習で免除できるため未経験でも取得を目指せます。求人でも有効求人倍率が高く、資格取得支援のある会社なら働きながら免許を取る道もあります。まず技能講習や玉掛けから入り、上位資格へ進む順番も現実的です。

「限定なし」と「クレーン限定」はどちらを取るべきですか?

扱う機種で判断します。限定なしはクレーンとデリックの両方を運転でき、クレーン限定はクレーンのみです。デリックを扱わない現場ならクレーン限定でも足りますが、応募先を広げたいなら限定なしが有利です。求人の必要区分を確認して選んでください。

実技試験は教習で免除できますか?

できます。登録教習機関でクレーン運転実技教習(移動式は移動式クレーン運転実技教習)を修了すると、修了日から1年以内は実技試験が全部免除されます。運転が未経験の人は、教習で基本操作を学んでから学科試験に臨むルートが取りやすいです。

転職前に免許を取るべきですか?

現場経験があり「5トン以上運転」「免許必須」の求人を狙うなら、先に取ると応募の幅が広がります。未経験で急ぐ場合は、取得支援のある会社で入社後に取る順番でも構いません。急ぐ理由と費用負担のどちらを優先するかで選んでください。

クレーン運転士の年収は高いですか?

職業分類の統計では586.7万円が目安で、有効求人倍率も4.15倍と需要は高めです。ただし職業分類の数字のため、実際は現場・経験・残業や夜勤で差が出ます。

未経験だと年収はいくらからですか?

決まった初年度額はありません。求人賃金月額27.8万円は月額目安で、586.7万円は経験者を含む職業全体の数字です。未経験は資格取得支援・教育期間・残業/夜勤の有無を確認してください。

資格手当だけで年収は上がりますか?

資格手当だけで上がる幅は限定的です。年収は現場タイプ・残業・夜勤の影響が大きく、手当額も会社によって異なります(目安)。求人ごとに内訳を確認しましょう。

クレーン運転士で年収を上げやすい現場は?

夜勤や残業のある建設・港湾などの現場や、玉掛けを併用できる現場は年収が上振れしやすい傾向です(目安)。求人では手当と残業の内訳を確認してください。

クレーン運転士の転職で年収を上げる要点

クレーン運転士免許は、年収を直接上げる資格ではなく、つり上げ荷重5トン以上を運転できる立場に入るための土台です。年収を押し上げるのは、現場選びと複合スキルです。

資格はつり上げ荷重で免許か技能講習かを切り分け、取り方は費用の総額で選ぶ。求人は免許区分・残業や夜勤・玉掛けの有無で比較する。この順番で動けば、入社後のギャップを抑えられます。

転職で活かすなら、資格名だけでなく「扱う荷重と必要区分」「残業・夜勤の量」「玉掛けなど複合スキル」「資格取得支援の返還条件」を求人ごとに比較してください。

判断軸
  • 年収は免許の区分名でなく、現場・残業/夜勤・玉掛けなどの複合スキルで決まる。
  • 資格はつり上げ荷重で切り分ける。5トン以上は免許、1トン以上5トン未満は技能講習。
  • 取り方は費用の総額(受験料+実技教習+免許申請)で選ぶ。
  • 求人票は「免許区分・つり上げ荷重・残業/夜勤・玉掛け」を順に確認する。

運営者情報

当サイトは厚生労働大臣より有料職業紹介事業の許可を受けた株式会社リンクスが運営しています。

会社名株式会社リンクス
法人番号6010001213494
本社所在地〒106-0032
東京都港区六本木3丁目16番12号六本木KSビル 5階
有料職業紹介許可番号:13-ユ-316720
認可事業所:〒212-0014 神奈川県川崎市幸区大宮町18-2 2F

内容の正確性および最新性の確保には細心の注意を払っておりますが、記事の内容に誤り(情報が古い等)があった場合は、こちらからご共有いただけると幸いです。

目次