内定辞退でよくあるトラブルとは?内定承諾後に4社を辞退した筆者が怒られる、揉めるのを回避する方法を紹介

内定辞退 トラブル アイキャッチ

「内定辞退をしたら人事から怒られる…」「内定を承諾した後に辞退するとトラブルになるのかな」と気になりますよね。

結論として、内定承諾後に辞退をする場合でも大手企業やホワイト企業であればトラブルになる可能性はほぼありません。辞退を伝えても無理に引き止めてきたり、罵倒してくる会社は入社する人がなかなか集まらないブラック企業であることが多いです。

そこでこの記事では内定承諾後に4社の内定を辞退した24卒筆者が内定辞退で起こりやすいトラブルや、トラブルになるのを避けるためにやるべきことを解説します。

この記事の要約
  • 内定辞退を引き止められたり、面談を組まされることはよくある
    → 誠心誠意謝りハッキリと意思を伝えれば辞退できる。
  • 学生を罵倒してきたり辞退をなかなか認めない企業はブラック企業なので気にしなくて良い
    → 大手企業やホワイト企業なら入社人数は確保できるので、学生の意思を尊重してくれる。

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目次

内定辞退する際に起こりやすいトラブル

内定辞退をする際には下記のようなトラブルが起こりやすくなっています。

内定辞退する際に考えられるトラブル
  • 採用担当から冷たい対応を取られる
  • リクルーターから内定辞退を止められる
  • 内定辞退した企業にやっぱり入社したいとなっても戻れない
  • 子会社や系列企業の選考に落とされることもある

内定辞退する際に起こりやすいトラブル#1
採用担当から冷たい対応を取られる

内定辞退でトラブルとなることは少ないですが、辞退を伝えた瞬間、採用担当者の態度が変わり冷たい対応を取られることは考えられます。

普通の会社であれば世間体や就活生からの評判を気にして辞退する学生にも理解を示してくれますが、人手不足のブラック企業や採用担当者の質が低い企業だと罵倒されることもあります。

口コミ

内定辞退を伝えた瞬間、優しかった人事が豹変して承諾したことをめちゃくちゃ怒られた。怖すぎる…

口コミ

内定辞退を伝えたら「承諾しているんだから、辞退する前に会社に一旦きて話を聞かせて」と言われた。行きたくない…

企業によっては電話だけでは内定辞退が認められず、会社に呼び出されることもあります。内定を承諾しているからといって、会社に行く義務はないので断ることができますが、会社の圧におされて断れない人も多いです。

内定辞退する際に起こりやすいトラブル#2
リクルーターから内定辞退を止められる

銀行や保険会社などの金融業界ではリクルーターがつくことも多く、お世話になったリクルーターから辞退を引き止められることも考えられます。

筆者の友人も、某飲料メーカーを辞退する際に採用担当者に連絡をしたところ「辞退する前にリクルーターと面談をして話し合って」と言われて面談をするまで辞退をさせてもらえませんでした。

リクルーターは選考中もESの添削をしてくれたり就活相談に乗ってくれているので、辞退を直接伝えて引き止められると申し訳なく感じてしまう人も多いです。

編集部

リクルーター側にも内定者の何人を入社させるなど目標が掲げられていることもあります。
しかし、大切なファーストキャリアなのでリクルーターに感謝をしつつ、自分の意思を尊重しましょう

内定辞退する際に起こりやすいトラブル#3
内定辞退した企業にやっぱり入社したいとなっても戻れない

内定辞退をした後に「やっぱりB社の方が良かった」と入社したくなっても辞退を取り消すことはできないと考えておきましょう

筆者が辞退連絡をした際も、相手から連絡が返ってきた頃には内定者マイページにログインできなくなっており、それ以降連絡が来ることはありませんでした。

内定辞退をすると企業側は辞退分を新たに採用する準備や他の入社予定者の入社準備を進めています。

絶対にその会社に入社することはないと決断できるまでは辞退しないようにしましょう。

内定辞退する際に起こりやすいトラブル#4
子会社や系列企業の選考に落とされることもある

内定を辞退するとその企業の子会社や系列企業の選考に落とされる可能性もあります

大手のグループ企業の場合は採用チームが分かれており、応募者が多いので情報が共有されていないことも多いですがベンチャー企業の場合は同じ採用担当者が複数社の人事を担当していることも珍しくありません

内定辞退をした学生がグループ企業に応募してきても「ウチの会社を1社辞退しているんだから、また辞退されるかもしれない」と内定を出すのに抵抗を感じやすくなります。

明確に辞退したA社ではなく子会社や系列企業に入社したい理由を説明できない限りは、避けた方がいいでしょう。

編集部

子会社を受けた後に、より大手の親会社を受ける学生は多くいるので気にする必要はありません。
ただし、その場合も親会社から内定をもらってから子会社の辞退をするのが安全です。

内定承諾後の辞退で揉めない方法

ここまで内定辞退をする際に起こりやすいトラブルを紹介しましたが、いくつかのポイントを抑えておくだけでほとんどのトラブルは回避することができます。

内定承諾後の辞退で揉めない方法
  • 決断をしたらなるべく早く連絡する
  • 内定辞退は日中に電話で行う
  • 内定辞退理由は嘘でも良いので詳しく説明する
  • 怒られても素直に謝る

内定承諾後の辞退で揉めない方法#1
決断をしたらなるべく早く連絡する

内定辞退の決意が固まったらなるべく早く連絡しましょう。

内定辞退の連絡が憂鬱になってしまうのは分かりますが、先延ばしにするメリットは何もありません

連絡を渋っている間にも企業側は内定者研修の準備や書類準備などを進めています。

早いうちに辞退すれば企業側が人手不足の場合でも追加で募集をかけることもできるので、決意が固まったその日中に連絡してください

内定承諾後の辞退で揉めない方法#2
内定辞退は日中に電話で行う

内定辞退をする際は、日中にメールではなく電話で連絡しましょう

メールで辞退をすると企業側から返事が来るまで辞退ができていないことになっており、連絡が届いていなかったりメールを確認されないと自分では辞退したつもりでも入社準備が進んでしまいます。

またメールで連絡をした場合、ほぼ100%詳しい辞退理由を聞く電話がかかってきます。どうせ電話で謝ることになるので、自分から電話をかけましょう。

また、相手の業務時間内かつお昼の時間を避けた9時〜11時、13時〜17時の間に電話をするのがおすすめです。

内定承諾後の辞退で揉めない方法#3
内定辞退理由は嘘でも良いので詳しく説明する

内定辞退をする前に、嘘でもいいので採用担当者に伝える理由を詳しく考えておきましょう

理由が曖昧なまま辞退の連絡をすると「まだ気の迷いがあるのではないか」と考えられ引き止められやすくなってしまいます。

4社の内定を辞退した筆者の経験では、採用担当者側は今後の採用活動に活かすために詳しく辞退理由を知ろうとしてきます。

引き止められにくくするためにも「辞退先企業とは全く違う業界のA社へ入社することを決めた」と伝えるのがおすすめです。

内定承諾後の辞退で揉めない方法#4
怒られても素直に謝る

怒られた場合は素直に謝りましょう。

学生側に内定を辞退する権利はありますが、面接で第一志望と伝えていたり既に内定を承諾している場合はこちら側にも落ち度があります。

トラブルを起こさないためにも、怒られて反論したり黙ってしまうのではなく誠意を持って謝罪しましょう。

内定辞退をメールのみで済ませる場合の例文

どうしても内定辞退を電話でしたくなかったり、採用担当者の連絡先がわからずマイページのお問い合わせからしか辞退できない場合は下記の例文を参考に連絡してみてください。

件名:内定辞退のご連絡

◯◯株式会社 人事部 ◯◯様

お世話になっております。▲▲大学▲▲学部4年の◯◯と申します。

誠に身勝手ではありますが、貴社の内定を辞退させていただきたく、連絡させていただきました。

理由はもう一度自身の進路について考えた結果、他社へ入社することを決めたためです。

本来ならば電話でお伝えすべき内容にも関わらず、連絡先が分からずお問い合わせフォームからのご連絡となり大変申し訳ありません。

また、内定承諾後の辞退となりご迷惑をおかけしてしまい大変申し訳ありません。

採用に関わってくださった皆様、内定後にフォローアップをしてくださったリクルーティングチームの皆様には、大変感謝しております。

末筆ながら、今後益々のご発展をお祈り申し上げております。

内定者マイページや選考のマイページ上からの連絡では、すぐにどの学生から連絡が来たのか分かるので、自身について詳しく説明する必要はありません。

メールでの連絡となることを謝罪しつつ、なるべく詳しく辞退理由を伝えておくと電話がかかってくる可能性を減らせます。

内定辞退で呼び出しされた場合の対処法

内定辞退を伝えたら会社から呼び出された場合は下記の対処法を参考にしてください。

内定辞退で呼び出しされた場合の対処法
  • 内定辞退をする場合でも会社にいく必要は無い
  • 会社からの呼び出しに応じてしまったが行きたくない場合
  • どうしても行く場合は録音をしておく

内定辞退をする場合でも会社にいく必要は無い

まず、承諾後であっても内定辞退をするために会社に行く必要はありません

普通の企業であれば学生とのトラブルは避けようとするので電話もしくはメールで内定辞退を認めてくれるものです。

また会社に行ってしまうと、採用担当者の圧におされて内定辞退できないことも考えられます。

どうしても直接謝りたい時以外、会社に行くのはやめましょう

編集部

会社に呼び出された友人は部屋に通されて社員複数人に囲まれながら辞退理由を聞かれたそうです。
普通の学生なら圧におされてしまうので、会社に呼ばれてもキッパリと断りましょう。

会社からの呼び出しに応じてしまったが行きたくない場合

電話で会社に呼び出しをされて断ることができなかった場合は、後からメールでキッパリと断ってしまって大丈夫です。

件名:内定辞退に関する面談の件

◯◯株式会社 人事部 ◯◯様

お世話になっております。▲▲大学▲▲学部4年の◯◯と申します。

先ほどお電話にて、内定辞退について謝罪させていただいた際に面談を組んでいただくというお話がありました。

しかし、内定をいただいてから各社とお話をさせていただき、じっくりと考えた結果の決断ですので心変わりすることはありません。

そのため、せっかくのお誘いですが面談も辞退させていただきます。

改めて、時間を取っていただいたのにも関わらずご迷惑をおかけしてしまって申し訳ありません。

末筆ながら、今後益々のご発展をお祈り申し上げております。

▲▲大学▲▲学部4年

◯◯

この後に企業から電話で罵倒されたとしても、もう無関係な企業なので気にする必要はありません

編集部

内定辞退をすると呼び出しをしてくる企業ははっきり言ってブラック企業です。
「入社しなくて良かった」と思えれば大丈夫です。

どうしても行く場合は録音をしておく

どうしても会社からの呼び出しを断れなかった、対面で謝罪をしたい場合は、録音をしてください。

録音をしておけば暴言を吐かれたり罵倒された場合に、証拠を出しながら会社の他の部署に連絡をしたり大学のキャリアセンターに相談することができます。

ホワイト企業や内定者が十分集まる大手企業ならば、そもそも内定辞退で呼び出しをしてくることもないので、念には念を入れて何かあったら証拠を使って訴えられるという余裕を持って臨むのがおすすめです。

内定辞退をする際の注意点

内定辞退をする場合でも、後から「やっぱりその企業に行けば良かった」と後悔しないようにじっくりと考える必要があります。

 後から後悔したり、トラブルにならないように下記の点に気をつけましょう。

内定辞退をする際の注意点
  • 入社2週間前までに辞退する
  • 企業から返事が来ていることを確認する
  • 納得のいく入社先を見つけるまで内定辞退しない

内定辞退をする際の注意点#1
入社2週間前までに辞退する

内定を辞退する場合は入社2週間前までに辞退してください

内定者は内定を承諾していたとしても、入社2週間前まで辞退する権利があります。

この権利は民法627条1項に「当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。」と明記されています民法627条1項

そのため、4月入社の場合は3月2週目までに辞退しなければ、4月1日から他社で働くことはできなくなります。

どんなに決断が決まらずに悩んでいたとしても、3月までに結論を出してください。

内定辞退をする際の注意点#2
企業から返事が来ていることを確認する

メールやお問い合わせフォームで辞退をする場合、企業から返事が来ているか確認しましょう

企業から返事や辞退の申し出を受け入れる連絡が来ていない場合は、内定辞退の手続きが完了していない場合があります。

連絡をして終わりではなく、企業側から連絡が来て内定辞退を受け入れてもらったことを確認するまでは、その企業の内定者となってしまうので気をつけてください。

内定辞退をする際の注意点#3
納得のいく入社先を見つけるまで内定辞退しない

納得のいく入社先を見つけるまで、内定を辞退するのは辞めましょう

入社先が他にない状況で内定辞退をしてしまうと、最悪の場合4月になっても入社先がなく、周りが新社会人となる中でフリーターになってしまう可能性もあります

4年生の夏以降に内定先を見つけるのなら就活エージェントやオファー型就活サービスを活用するのがおすすめです。

種類別|就活サービスおすすめ一覧

ここではおすすめ就活サービスを種類別に紹介していきます。どれも無料なので、ぜひ就活に役立ててください。

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OB/OG訪問Matcher
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ONE CAREER
外資就活ドットコム
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ゼロワンインターン
インフラ

ここからは、種類別におすすめの就活サービスをそれぞれ解説していきますね。全て無料のサービスなので、気になるものから利用してみましょう。

種類別のおすすめ就活サービス:
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就活に強い逆求人サービスは下記の通りです。

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逆求人サービスの中には、学歴など条件に当てはまる学生にスカウトを一斉送信するような企業もあります。

こちらで紹介する3サービスは、学生時代の経験や価値観を評価した上でスカウトをする仕組みなので、自分により合った企業からスカウトされる可能性が高いです。

また、ABABAは、「最終選考まで進んだけれど、その会社とは縁がなく落ちてしまった学生」を対象としたサービスなので、大学4年生以上の人にもおすすめです。

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OB/OG訪問サービスおすすめ

OBOG訪問におすすめのサービスは下記の通りです。

自分の大学以外のOBOGから話を聞けるサービスもあるので、企業研究の幅が広がります

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Matcher

ビズリーチキャンパス

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承認されやすさ違う大学でも
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同じ大学出身でないと承認されにくいOB訪問を専門とした
サービスではない
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100万件以上
対応大学は
46大学のみ
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『Matcher』は個人的にも最も利用していたサービスで、同じ大学出身者以外からも話を聞いたり、模擬面接をお願いすることが出来ます。

受験を考えていた企業名で検索して、話を聞くだけでなく、人材系に勤める人に模擬面接をお願いしたり、1つ上の内定者にケース面接を対応してもらったりしていました。

また、『yenta』は社会人同士でつながることを目的としたサービスではありますが、役員や社長クラスの社会人とつながることもできるので、就活生にもおすすめです。

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内定者のESや選考体験記を閲覧できるおすすめサービスを紹介します。

内定者のESをいくつか確認することで、評価されやすいポイントや書き方が分かり、効率的にESを作成することができます。

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掲載企業大企業から中小企業まで
どの業界・規模感も網羅
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上記3つのサービスを利用すれば、ほぼ全ての企業の選考情報は手に入ります。

中小企業やベンチャー企業などは、受験者の人数が限られており内定者ESが見つけにくいです。多くのES閲覧サービスに登録しておくことで、内定者の選考情報を集めることができます。

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就活で役立つガクチカを作りたい大学1.2年生、企業研究や業界研究を進めたい大学3年生には長期インターンがおすすめです。

社会経験を就活前に積んでおくことで、他の学生と差が付けられ、就活を有利に進めることができます

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Wantedly

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求人数約1.3万件600件455件
企業の質リモートワークや
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企業も多い
時給1,200円以上の
求人も多い
募集地域8割が首都圏7割が首都圏8割が首都圏
公式サイト公式サイト公式サイト
長期インターンおすすめサイトの比較

Wantedlyはベンチャー企業などに勤める社会人向けの求人が多いですが、学生インターンを募集している企業も多くあります。

社会人と同様に週5日ほど勤務を求める企業もありますが、求人数が多いので週末だけの企業やリモートワークの企業も見つかりやすいです。

全体的に、首都圏での募集が多いので地方学生は3つのサービスを併用することをおすすめします。

内定辞退時のトラブルに関するよくある質問

最後に内定辞退時のトラブルに困っている人からよく聞かれる質問に答えていきます。

内定辞退のトラブルに関するよくある質問
  • 内定辞退で損害賠償請求をされた事例はありますか?
  • 内定辞退の引き止めがしつこいので断り方を教えてください。
  • 内定承諾後に辞退すると伝えたら面談を組まされました。

内定辞退で損害賠償請求をされた事例はありますか?

内定辞退で損害賠償請求をされた事例は見つかっていません

民法627条1項に「当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。」と明記されており民法627条1項、内定辞退の権利は認められているためです。

そもそも内定者の入社前に企業側が負担している額や辞退することで被る損害は多くても数十万円程度で損害賠償にかかる費用の方が高くなるので、就活生や世間からの評判を下げてまで損害賠償請求をする企業はないと考えて大丈夫です。

内定辞退の引き止めがしつこいので断り方を教えてください。

内定辞退の引き止めがあまりにもしつこい場合は企業のコンプライアンス部門や大学のキャリアセンターに相談しましょう

辞退をしているのに3回以上面談を組まされる企業は、学生の決断を尊重できないブラック企業と言えます。

企業からのメールや電話の録音など証拠を添えて、第三者に相談してみましょう。

内定承諾後に辞退すると伝えたら面談を組まされました。

内定承諾後に辞退すると伝えると、面談を組まされることも多いです。

基本的には面談を一度してしっかりと他の企業に入社を決めた意思を伝えれば、辞退が認められるのでオンラインの場合は一度だけ面談してみるのもアリです。

会社から呼び出しをされると、対面やオフィスの圧におされて辞退しにくくなるのでしっかりと断れる自信がない人は面談自体を断りましょう。

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