スグJOB障害者(スグジョブ)の口コミ評判|障害者雇用で使えるサイト?

スグjob評判

障害を持つ方の転職では、転職サービスの良し悪しが重要です。スグJOB障害者は、求人が多くサポートが丁寧なので、多くの方に利用されています。

ただ、一部地域で求人数が少なかったり、対応が悪かったりという評価もあったので、この記事で、評判の全貌と障害者転職で使うべきかを整理していきます。

この記事のまとめ
悪い評判はない?

精神障害者は紹介されない、連絡が来ないなどネガティブな口コミが多い。当サイトとしてはあまりおすすめできない転職エージェント。

どんな人におすすめ?

非公開求人を知りたい身体障害者は利用する価値がある。正社員として働ける求人も多いので、求人の選択肢を広げるために併用するのがおすすめ。

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利用者のレビュー評価が良かった
おすすめ転職サービス

当ページでのレビュー評価は、利用者アンケートの集計結果(回答はこちら)と、運営者の実体験を踏まえて作成しています。

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dodaチャレンジ

atGPエージェント

DIエージェント

LITALICO仕事ナビ

障害者雇用バンク
総合評価4.54.24.03.83.5
求人の数約1,500件約1,300件約1,200件約1,100件約1,500件
対応地域全国対応首都圏/関西全国対応東京のみ首都圏/関西
無料登録公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト
障害者向け転職エージェントの比較
目次

スグJOB障害者の特徴まとめ

スグJOBは、今の職場環境や待遇に不満がある人向けに転職相談や職業紹介を行なっている転職エージェントです。

就職後の定着率は90%以上で、求人応募から最短2週間で内定できる点が特長です。

一般に情報公開をしていない非公開求人も保有しており、自分に合った求人が見つかる可能性が高まります。

項目詳細
タイプ転職エージェント
利用料金無料
サービス提供エリア全国
運営会社スクエアプランニング株式会社
公式サイトhttps://sugujob.jp

スグJOB障害者の悪い評判・デメリット

スグJOB障害者の口コミは不満を抱えている声ばかりで、良い評判は見つかりませんでした

口コミの中で多かった不満は下記の通りです。

スグJOB障害者の悪い評判・デメリット
  • 精神障害者・知的障害者はなかなか紹介されない
  • 連絡が来ない、転職活動が進まない
  • 求人が都心部に集中している

悪い評判・デメリット①
精神障害者・知的障害者はなかなか紹介されない

スグジョブの求人は身体障害者向けがほとんどで、精神障害者や知的障害者だと紹介されなかったという口コミが多く見られました。

中には、知的障害者や精神障害者と分かると冷たい対応をされたという声もありました。

口コミ

知的障害者と分かった瞬間、冷たい態度を取られました。不当な差別に当たるかと思います。

引用:Google

口コミ

私は軽度障害者で、履歴書や経歴書は先にお渡ししたはずですが、始めから紹介が難しいことがわかっていたのなら、企業情報を聞き出す必要があったのでしょうか? 「今後のため」と思って個人情報を伝えてしまったことを激しく後悔しています。

引用:Google

身体障害者は希望条件に合う求人も見つかりやすいですが、他の障害を持っている場合は求人を紹介される可能性が低いです。

悪い評判・デメリット②
連絡が来ない、転職活動が進まない

登録をしても連絡がなかなか来ないことで、転職活動が進まなかったという口コミも複数ありました。

自分の情報を入力したのに連絡が来なかったことで、個人情報だけ取られたと感じてしまう人もいるようです。

口コミ

登録しても、連絡が全く来ません。 職務経歴書や履歴書の 個人情報だけ抜き取られます。

引用:Google

口コミ

手帳持ちです。
この会社経由で募集してる求人サイトに登録したが、本登録してもメールで登録通知の返信すらこない。その仕事に応募しても連絡1つもない。そのサイトも退会したくてもそのページがないので出来ない。個人情報だけ抜かないでほしい、めっちゃ迷惑。

引用:Google

口コミ

面談では、必要以上に私が過去に障害者雇用で働いた企業情報を聞かれ、非公開求人のため答えたくなかったのですが「今後のため」と強く言われ伝えてしまいました。
面談の最後には踵を返したように 「うちでは難しいかもしれないが、今後は紹介できる案件があればメールで送る」と。
それから電話もメールも音沙汰無しです。

引用:Google

担当者が求人を紹介するためには過去の職歴やスキルを知っておく必要がありますが、情報を伝えておいて紹介されないと不満に感じやすくなりますよね。

悪い評判・デメリット③
求人が都心部に集中している

保有している求人は東京都や神奈川県など都心部に多くなっており、地方で仕事を探している人は自分に合った求人が見つかりにくいことがあります。

実際に地域別に求人数を比較してみると都市部に求人が集中しており、東京都には806件、愛知県には339件もの求人があります。

地域求人数
北海道138件
東北229件
関東1,624件
甲信越・北陸287件
東海804件
近畿1,021件
中国257件
四国131件
九州334件

都市部で障害者雇用をしている会社を探している場合は、自分の希望に合わせて絞り込むことができますが、地方では希望にピッタリ合った求人は見つからない可能性が高くなってしまいます。

地方で求人を探している場合は、複数の障害者向け転職エージェントに登録して、応募できる求人の幅を広げるのがおすすめです。

スグJOB障害者の良い評判・メリット

悪い口コミが目立つスグジョブですが、メリットもあります。

スグJOB障害者の良い評判・口コミ
  • 一般には紹介されない非公開求人に出会える
  • 障害に理解のあるアドバイザーがサポートしてくれる

良い評判・メリット①
一般には紹介されない非公開求人に出会える

スグジョブに登録すると、一般には公開されていない非公開求人を紹介してもらえることがあります。

非公開求人とは、一般に募集をかけると応募が殺到してしまうような待遇の良い求人のことです。

求人サイトで自分で調べるよりも条件の良い求人に出会える可能性が高まります。

良い評判・メリット②
障害に理解のあるアドバイザーがサポートしてくれる

障害者雇用に理解のあるアドバイザーが、書類添削や面接練習などサポートをしてくれる点も大きなメリットです。

障害者雇用は障害の種類や職務経験によって、応募できる求人の種類が異なります。

担当者は様々な障害を持つ求職者を支援してきた経験があるので、あなたの障害や希望に合った求人を代わりに探してくれ、その企業に合った対策をしてくれます。

スグジョブでは、担当者が企業が面接で聞く質問の傾向や対策を伝えるなどサポートしてくれるので、面接に苦手意識を持っている人でも安心です。

編集部

企業ごとにどのような人材を求めているのかは異なります。
アドバイザーは企業と密にやりとりしており、求める人物像を理解した上で選考対策をしてくれるので、効率的です。

スグJOB障害者を使うべき人は?

ここまで口コミ評判を元に、メリット・デメリットを紹介してきました。

メリットデメリット
一般には紹介されない非公開求人に出会える
障害に理解のあるアドバイザーがサポートしてくれる
精神障害者・知的障害者はなかなか紹介されない
連絡が来ない、転職活動が進まない
求人が都心部に集中している
スグジョブのメリット・デメリット

上記のメリット・デメリットをふまえて、スグジョブの利用をおすすめできる人の特徴は下記の通りです。

スグJOB障害者の利用をおすすめできる人
  • 他の転職エージェントを利用しており併用を考えている人
  • スグジョブが保有している非公開求人を知りたい人

口コミはあまり良くないものが多く、単独で利用するのはおすすめできないので他の転職エージェントと併用しましょう。

一方で精神障害者は求人を紹介されないという口コミがあったので、精神障害や知的障害を持っている人は他のエージェントを利用するのがおすすめです。

次章では、他におすすめできる障害者向け転職サービスを紹介します。

障害者転職エージェントおすすめ

障害者雇用枠の取扱い求人数が多く、利用者からの評判が良かった転職サービスを紹介していきます。厳選するにあたって下記の観点で各サービスを比較しました。

  • 障害者雇用枠の求人総数
  • 利用者からの評判・口コミ
  • 転職支援の実績が豊富であること
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順位1位2位3位4位5位

dodaチャレンジ

atGPエージェント

DIエージェント

LITALICO仕事ナビ

障害者雇用バンク
総合評価4.54.24.03.83.5
求人の数約1,500件約1,300件約1,200件約1,100件約1,500件
対応地域全国対応首都圏/関西全国対応東京のみ首都圏/関西
無料登録公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト
障害者向け転職エージェントの比較

転職エージェントは最初から一つに絞る必要はありません。特に、人気求人はすぐに出払ってしまうので、いくつか登録して新着求人をチェックすることが重要です。

おすすめの転職エージェント:
1位. dodaチャレンジ

dodaチャレンジは人材大手パーソルが運営する障害者向け転職エージェントです。全国の幅広い求人をカバーしているので、利用必須と言っても過言ではありません。

実績としては、障害者の転職支援数No.1(2023年度)と高く、入社後6ヶ月の定着率も96%と安定していることが特徴です。障害の特性に合わせて専門的なアドバイザーが転職をサポートしている点も魅力的ですね。

・障害者の転職支援数No.1
・大手や人気企業の非公開求人を保有
・障害特性ごとに専任スタッフがサポート

大手企業の高年収求人はもちろん、短い時間から働きやすい求人も保有しているので、ぜひ一度「どういった求人があるか」を相談してみると良いでしょう。

\ 60秒で無料登録!/

【公式】https://doda.jp/challenge/

利用者の半分以上は、精神障害をお持ちの方なので、安心して相談してみてください。

基本情報
対象障害全て
対象地域全国
求人掲載数1,300件以上
運営会社パーソルダイバース株式会社
許認可番号13-ユ-040608
公式サイトhttps://doda.jp/challenge/

おすすめの転職エージェント:
2位. atGPエージェント

at GP LP画像

atGPエージェントは、障害者就職・転職のプロが1対1でサポートしてくれる転職エージェントです。

サイト上では非公開のatGPエージェント限定の非公開求人を中心に紹介してくれ、強みや障害の状態が正しく伝わるように面接対策をしてくれます。

・障害の詳細や経歴を踏まえて求人紹介をしてくれるので書類通過率が上がりやすい
・企業に伝えるべき配慮事項に不足がないか確認してくれる
・条件交渉や必要な配慮を代理で企業に伝えてくれる

障害の詳細や経歴を踏まえて求人を紹介してくれるので書類が通過しやすく、適切な面接対策が受けられることでスムーズに就職活動が進められます。

必要な配慮を直接伝えにくい場合も、担当者が代わりに伝えてくれるので安心です。

\ 60秒で無料登録!/

【公式】https://www.atgp.jp/

おすすめの転職エージェント:
3位. DIエージェント

DIエージェントは、10年以上にわたって障害者雇用枠で就職・転職活動をする人に求人を紹介している転職エージェントです。

・10年以上に渡り1,600社以上と取引の実績がある
・希望条件や経歴、障害情報に基づいたキャリア診断が受けられる
・企業への人材提案により希望業界、希望職種求人を新規開拓してくれる

障害者雇用枠ではキャリアアップが難しかったり、自分の障害に合った働き方が分からないと悩む人も多いです。

DIエージェントでは、求人希望や経歴、障害情報に基づいたキャリア診断を行い、選べる求人の種類や推定年収相場、活動開始時期などを教えてくれるので、就職活動前にある程度の年収目安を知ることができます。

また、希望業界や希望職種がある場合、企業へ人材提案を行い新たな求人を開拓してくれるなど、最大限利用者の希望に合わせたトータルサポートをしてくれるのが魅力です。

おすすめの転職エージェント:
4位. LITALIO仕事ナビ

LITALICO仕事ナビ障害者転職サービスで圧倒的な求人数を誇る転職エージェントです。

自分で希望条件に合った求人を探すだけでなく、登録すると障害領域専門のキャリアアドバイザーが希望条件に合った求人の紹介や書類添削、面接対策などをしてくれます。

・求人数が障害者転職サービス最大級の4,200件以上
・障害別の障害者雇用実績や合理的配慮から求人を絞り込める
・障害領域専門のキャリアアドバイザーが定着支援までサポート

非公開求人も多く、障害者雇用実績が豊富な職場や自分と同じ障害を持った人が働いている職場など働きやすい職場を見つけることができます。

就職先が見つかった後も、その職場で働き続けられるように定着支援までしてくれるので安心です。

おすすめの転職エージェント:
5位. 障害者雇用バンク

障害者雇用バンク LP画像

障害者雇用バンクはスマホ1つでカウンセリングから内定後のサポートまで完結する転職エージェントです。

提携企業にはTOSHIBAやSonyMusicなど大手企業が多く、大手の障害者雇用枠が見つかる可能性も高いです。

・就労支援情報やハローワーク情報など障害者雇用情報を網羅
・対象エリアは首都圏と大阪のみ
・スマホ1つでカウンセリングから内定後サポートまで完結

転職エージェントサービスだけでなく、就労支援事業所の情報やハローワーク情報などもまとめられており、全ての障害者に必要な情報を届けられるインフラサービスを目指しています。

対象エリアは首都圏と大阪のみとなっているので、都市部で求人を探している人におすすめです。

障害者雇用の転職サービス一覧

まず、障害者雇用で就職先を探すとき、使えるサービスは5種類あります。それぞれ順番に解説していきます。

障害者雇用で使えるサイト一覧
  • 求人サイト
  • 転職エージェント
  • 就労移行支援事業所
  • ハローワーク
  • 求人検索エンジン

基本的には、転職エージェントの利用がおすすめです。なぜなら、新着求人をいち早く紹介してもらえるのと、事前の面接対策をすることで選考通過率が大きく上がるからです。

障害者雇用枠の転職サービス#1
求人サイト(求人広告型)

求人サイトでは、企業側が掲載料を払って公開している求人が掲載されているので、自分で求人を探して企業に直接応募することになります

企業側からすると、掲載期間に応じた広告料金が発生しているので、より多くの人材を採用できるように、人材を大量募集している職種(営業職や事務職など)が中心となりやすいことが特徴です

メリットデメリット
自分のペースで探せる
企業側と直接やりとりできる
企業スカウトが来ることもある
少数枠募集の求人は出にくい
人気求人はすぐに募集が埋まる
更新頻度が高くはない
求人サイト(求人広告型)の特徴まとめ

企業側と直接やりとりすることになるので、転職に慣れている人向けです。また、求人サイト側での審査は最低限なので、自分で見極める必要があります。(ものによっては、離職率が高くてポストに空きが出続けるような怪しい求人だったり、応募しても別職種を案内される釣り求人だったりするので。)

利用をおすすめできる人
  • 転職の軸が明確である
  • 自分で幅広い選択肢を探したい
  • 自身で選考状況の管理ができる
  • 転職や外部との交渉に慣れている

参考:障害者雇用のおすすめ転職サイト

障害者雇用枠の転職サービス#2
転職エージェント(人材紹介)

転職エージェントでは、一人ひとりの求職者(仕事を探している人)に、専属キャリアアドバイザーがついて、求人提案から選考管理、就職サポートまでをしてくれます

企業側からすると、代わりに「採用条件に合う人材」を探してきてくれる人事代行としての役割があり、さらに採用するまで費用がかからないので、気軽に求人を出しやすいことが特徴です。そのため、求人の種類と幅なら転職エージェントの方が(求人サイトより)多い傾向にあります。

メリットデメリット
少人数募集の求人もある
新着求人が一般公開前に届く
選考管理や転職サポートがある
担当者次第なところがある
エージェント社内選考がある
転職エージェントの特徴まとめ

また、採用企業が求人を一般公開する前に、エージェント経由で紹介してもらうことができるので、新着求人に応募が集まっていないうちに応募できることも強みです。さらに、面接対策や書類添削などの転職サポートを受けることで、選考も有利になるので、早く転職したいならおすすめです。

利用をおすすめできる人
  • 早めに転職したい
  • 新着求人に早く応募したい
  • 選考管理や企業連絡を任せたい
  • 転職サポートをしてもらいたい
  • 求人提案をしてもらいたい

ただ、エージェント次第では社内選考が厳しく「紹介できる求人がない」と断られるケースもあるので、その場合はいくつか試しましょう。

参考:障害者雇用のおすすめ転職エージェント

障害者雇用枠の転職サービス#3
就労移行支援事業所

いますぐの就職ではなく、まずは就労訓練(スキル習得や体調管理など)を受けてから就職したい方には、就労移行支援事業所の利用もおすすめです。

定期に通所すれば「安定して就労できる証明」になるのと、職業訓練プログラム(例:ビジネススキル、デザインやプログラミングなど)が用意されていて、就職先の紹介までしてもらえるので、職歴の空白期間が長い方だと、就職率が格段に上がります

メリットデメリット
安定通所できる実績ができる
職業訓練でスキルが身に付く
企業を紹介してもらえる
利用期間中は給料が出ない
一定期間は通所する必要がある
事業所ごとの相性問題もある
就労移行支援事業所の特徴まとめ

医師の診断書があれば、手帳を取得していなくても自治体が許可するケースが多いのと、ほとんどの方が無料で利用しているので、興味があれば事業所の見学からしてみてください。すぐに働くことに自信がない方や、転職エージェントに求人紹介をしてもらえない方に、おすすめです

利用をおすすめできる人
  • 職業訓練を受けたい
  • 時間をかけて慎重に就職したい
  • 転職エージェントに断られてばかり
  • 生活費はなんとかなる(生活保護含む)

参考:就労移行支援のおすすめ事業所

障害者雇用枠の転職サービス#4
ハローワーク

障害者雇用では、転職エージェントや求人サイトのほうが求人情報が充実している傾向にありますが、地方だとハローワークにしか求人がないこともあるので、地域によっては利用を検討しましょう。

企業側は、採用費用をかけずに求人を掲載をし続けることができるので古い求人が多く、ハローワーク側の審査基準が緩いので、ややグレーゾーンな企業もある点に注意が必要です。総じて粗い傾向にあります。

メリットデメリット
自分のペースで検索できる
地域密着型の求人掲載数がある
行けば職員に相談もできる
やや古い求人情報が多い
自分で求人を見極める必要がある
条件が良い求人はほとんどでない
ハローワークの特徴まとめ

現代では、転職エージェントや求人サイトのほうが良質な求人が多くなっているので「住んでいる地域で求人がない」などでない限り、積極的に利用する理由はないかもしれません。

利用をおすすめできる人
  • 地方エリアに住んでいる
  • 地域密着中小企業の障害者求人を見たい
  • 転職エージェントを利用できない

障害者雇用枠の転職サービス#5
求人検索エンジン

最終手段にはなりますが、Indeedをはじめとした求人検索エンジンの利用も選択肢には上がります。最低限の審査基準をクリアすれば、企業側が無料掲載できるので、掲載数は多いです

ただ、Indeed上で掲載されている求人は、採用企業が出している求人以外に、大小様々な転職エージェントが自社集客のために転載している求人票が多く、さらに釣り求人もあるので、良し悪しを見極めることが難しいという難点もあります。正直、最初から実績ある大手エージェントを使った方が効率的です

メリットデメリット
求人掲載数は多い
自分のペースで検索できる
求人の審査基準が甘い
釣り求人の存在を否定できない
中小エージェントの求人転載が多い
求人検索エンジンの特徴まとめ

副業やアルバイトで探すなら、他サービスだと掲載数が物足りないので選択肢にはあがるものの、正社員狙いなら、まずは大手の転職サービスで探した方が効率的です。

利用をおすすめできる人
  • 大手転職サービスに求人がない
  • 副業やアルバイト求人を探している
  • 転職慣れしていて自分で見極められる

障害者転職エージェントの選び方・ポイント

障害者雇用枠で転職エージェントを選ぶときは下記ポイントで比較していきましょう。それぞれ順を追って解説していきます。

転職エージェントの選び方
  • 障害者雇用の転職支援実績があるか
  • 的確な求人提案を受けられるか
  • 選考対策/サポートが充実しているか
  • 専門的なアドバイスが得られているか
  • 併用して担当者を見極められているか

選び方のポイントを押さえて、各サービスの口コミ評判が著しく悪くないかをチェックし、できるだけ併用しながら比較しましょう。

転職エージェントの選び方#1
障害者雇用の転職支援実績があるか

まず、転職エージェントを選ぶときは、障害者雇用枠での転職支援実績が十分にあるかを確認しましょう。なぜなら一般雇用とは全く形式が異なるので、相応の専門知識が必要になるからです。

実際、採用企業側での受け入れ体制として、障害種別(身体障害なのか精神障害なのか知的障害なのか)によって、配慮体制や管理職ノウハウに差があるので、事前にすり合わせる必要があります。

また、障害者雇用枠では、専門の転職エージェントを使う必要があります。一般的に広く知られる大手転職エージェントでは、障害者雇用枠の求人を全く保有していないので、注意してください。

転職エージェントの選び方#2
的確な求人提案を受けられるか

障害者雇用では配慮事項や職場との相性が重要なので、あなたの状況を踏まえた上で、マッチした求人提案をしてくれるかも見極めるポイントになります。

  • 伝えた条件は満たしているか
  • その中でも魅力的な求人になっているか
  • あなたが言語化していない要望まで捉えているか
  • 気付きのある求人提案をしてくれたか
  • 提案理由まで添えてあるか

一方で、あなたからヒアリングした条件通りにサイトで検索して、ただ見つかった求人を思考停止で送りつけるだけでは、提案とは言いません。検索作業の代行です。

良いエージェントだと、採用企業側での障害別採用事例や選考基準を把握しているので、相性が合う企業をピンポイントで紹介してくれます。

転職エージェントの選び方#3
選考対策/サポートが充実しているか

転職エージェントは紹介求人だけでなく、選考対策の充実度合いで選ぶことも意識してみてください。担当者のサポート品質によって、転職決定率が大きく変わります。

やってもらいたい選考対策
  • 自己分析
  • 経歴の棚卸し
  • 配慮事項の整理
  • 履歴書や職務経歴書の添削
  • 面接練習
  • 企業ごとの面接質問の共有
  • 選考落ちの理由と次回の対策

特に、書類通過後の面接は、事前準備を完璧にしておけば、落ちる可能性は大きく減らせます

なぜなら、企業側の採用基準が変わらず、過去の候補者が選考落ちした理由もわかるのと、聞かれる質問はほとんど変わらないので、いくらでも対策できるからです

さらに、転職エージェント側では、会社ごとの採用基準や選考履歴を把握しているので、企業ごとに合わせて志望動機や自己PRを練り上げることで、より選考通過率が上がります。

転職エージェントの選び方#4
専門的かつ幅広いアドバイスが得られているか

キャリアアドバイザーは、障害者雇用と業界特有の専門知識を有しているべきなのは当然として、特定分野に偏って視野が狭くならないように幅広い知見があることも重要です。

  • 希望業界や職種での専門性が高いこと
  • それ以外の関連業界も一定は精通していること

軸足としては特定分野で専門的な知見を持ちつつ、中長期的な観点で、時には違った視点でアドバイスできることが重要です。実際、これまでの職種経験を活かしながらも、少しだけ軸をずらして、他業界で活躍するというキャリアの事例もありうるからです

障害者雇用では、障害と向き合いながらも「安定して長期就業することができるか」が最重要になるので、伝え方を工夫するだけで採用率が大きく上がります。

転職エージェントの選び方#5
併用して担当者を見極められているか

最後に一番重要なのは、必ず複数の転職エージェントに登録して、担当者の対応や相性を比較することです

そもそもキャリアアドバイザーになるために、社会経験や資格は一切必要ないのと、基本的には一人で求職者と向き合う仕事ということもあって、同じ会社でも担当者によって対応レベルは大きく異なります

転職エージェントは急増!当たり外れが大きい

ここ数年で急激にエージェント事業者が増えているので、当たり外れが大きくなっています。

出典:厚生労働省

急増した理由を一言でまとめると簡単に始められて儲かるからです。採用企業に人材を転職させれば報酬(想定年収の3割ほど)がもらえるので、収益目的で、誠実ではない対応をする事業者もいます。

当社が実施した転職者向けのアンケート結果では、平均4社の転職エージェントに登録している方が、一番、転職後の満足度が高かったので、まずは4社をお勧めします

障害者転職でよくある質問と回答

障害者雇用枠は手帳なしで応募できる?

いいえ、応募できません。

障害者雇用は「障害者雇用率」を法定雇用率以上にするために用意されている採用枠なので、障害者手帳を提出する必要があります。(出典:厚生労働省「事業主の方へ」

障害者雇用と一般雇用の違いは?

障害者雇用では、障害内容を企業側に開示することで、必要な配慮と支援を受けながら働くことができる点で異なります。受け入れ体制も整っているのでストレスなく長期就労できます。

そのため、一般雇用に比べると、就職後の継続率が高い傾向にあります。

障害内容ごとで就職難易度は違う?

求められる仕事内容によりますが、障害者雇用では安定して長期就業できることが前提となるので、精神障害(特に気分障害)だと難航しやすいです

一方で、身体障害(内部障害含む)の場合だと、20年以上前から障害者雇用の基準に算定されていたこともあって、企業側の受け入れ体制がすでに整っていることが多いので、転職しやすい傾向にあります。

障害者雇用の面接ではどんな質問がされる?

基本的には「安定して長期就業ができるのか」「現場で活躍できるだけの適性があるか」「職場の人間関係に馴染めるか」を確認される質問がされます。

転職エージェントはなぜ無料?

職業安定法(32条の3第2項)によって「求職者から手数料や報酬を受けてはならない」と定められているからです。すべてのサポートを無料で受けることができます。

転職エージェントの仕組みは?

採用企業に対して転職希望者を紹介することで、採用となった場合に「成果報酬」を受け取るビジネスをしています。

企業側からすると「採用基準に合った人材を紹介してくれる会社」であり、求職者側からすると「希望に合った企業求人を紹介してくれる会社」です。

転職エージェントは複数利用すべき?

はい、3〜4社ほどは利用すべきです。

エージェントによって、保有している障害者求人が全く異なるので、比較するため、かつより多くの非公開求人を集めるためにも、必ず併用しましょう。

転職エージェント利用の流れは?

  • 登録
  • 面談
  • 定期的な求人紹介
  • 気になった求人に応募
  • 選考(書類や面接)
  • 内定

特例子会社はどう?

特例子会社では、障害を持った方がたくさん集まり、配慮の行き届いた施設環境が用意されているので、障害を抱えながらも働きやすいことが特徴です。その反面、給料が低くスキルが身につかないというデメリットがあります。

全国400社ほどしかないうえに、増員されることが少なく、退職者も少ないので、ほとんど募集が出ません。人気で倍率が高いので、狙うなら法定雇用率が引き上がったタイミングがおすすめです。

就労継続支援はどう?

就労継続支援とは、民間企業等で働くことが困難な場合に、障害や体調にあわせて無理なく、就労訓練や仕事をすることができる福祉サービスです。

A型事業であれば、アルバイト雇用契約を結んで最低賃金以上の給与を受け取ることができるので、就職に移行する前の慣らしとして利用される方が多い傾向にあります。

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