デフワークスは、聴覚障害のある方向けの求人に強い転職エージェントです。マナーや文章面といった研修をしてくれます。もちろん、「手話」で対応可能で、同じ手話を使う仲間がいる職場を見つけやすいのが特徴です。
しかし「サポートエリアは首都圏メイン」「公開求人がなく気軽に利用できない」といった懸念点もあるので、この記事では、評判やメリットデメリットを解説します。
| 良い評判・メリット | 悪い評判・デメリット |
|---|---|
| ◯ 聴覚障害に寄り添ったサポートが安心 ◯ 聞きにくい条件確認を代行してくれる ◯ ビジネスマナーの研修を実施している ◯ 気になる職場への見学が可能 | △ サポートエリアは首都圏メイン △ 公開求人がなく気軽に利用できない △ 求人数が少なく物足りなさを感じる |
求人件数が少ないため、利用はあまりおすすめできません。まずは、求人の選択肢が豊富で転職支援実績のある、大手エージェントを活用しましょう。
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まずは60秒で概要から:
デフワークスの特徴まとめ

- 聴覚障害特化の転職エージェント
- 手話によるコミュニケーションが可能
- 条件面の確認も代行してくれる
- ビジネスマナーや文章などの研修がある
- 履歴書のチェックやメール文章の添削あり
デフワークスは、聴覚障害者向けの転職エージェントです。そのため、コミュニケーション手段として手話を用いてのやり取りが可能となっているのが特徴です。
他にも、ビジネスマナー研修の実施や、企業への条件確認の代行など、転職希望者として必要なサポートが徹底されている点も特徴です。
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【公式】https://deaf-works.jp/
| デフワークスの基本情報 | |
|---|---|
| タイプ | 転職エージェント |
| エリア | 全国 |
| 求人数 | 非公開 |
| 運営会社 | 合同会社テラセル |
| 設立年月 | 2022年5月 |
| 所在地 | 東京都中野区東中野5-9-1-508 |
| 許可番号 | 有料職業紹介事業: 13-ユ-318587 |
| 公式サイト | https://deaf-works.jp/ |
デフワークスの良い評判・メリット
まずはアンケート調査およびSNSやGoogleMapで寄せられた良い口コミからわかるメリットを解説します。
- 聴覚障害に寄り添ったサポートが安心
- 聞きにくい条件確認を代行してくれる
- ビジネスマナーの研修を実施している
- 気になる職場への見学が可能
良い評判・メリット①
聴覚障害に寄り添ったサポートが安心
また、「聴覚に障害がある私にとって非常に心強い」「テレビ電話やチャットで面談してくれた」という口コミも寄せられています。
デフワークスは、聴覚に障害がある私にとって非常に心強いサポートを提供してくれました。企業側との橋渡しをしてくれたことで、安心して面接に臨むことができました
引用元:デフワークス公式インスタグラム
履歴書や志望動機など、どうまとめていいかわからない文も、とにかく相談してまとめたり添削もしてもらう事ができたので、久しぶりの転職活動も安心して進めることができました。
引用元:デフワークス公式インスタグラム
手話が第一言語の方は、テレビ電話やチャットで面談など人それぞれに合わせて、気軽に対応をしていただけるのがいいと思いました。
引用元:デフワークス公式インスタグラム
デフワークスのサポートはとにかく聴覚障害を持つ方を重視した内容になっています。例えば、他社の場合チャットによるコミュニケーションのみに対し、デフワークスの在籍スタッフは手話によるコミュニケーションが可能な点で心強いです。
手話による円滑なコミュニケーションのもと転職活動に取り組みたい方には、最適の転職エージェントといえます。

また、紹介してもらえる求人に関しても、手話で話せる仲間が働いている職場などがあります。そのため、転職活動中のサポートだけではなく、就職後の安心感・馴染やすさがあるのも心強いポイントです。
良い評判・メリット②
聞きにくい条件確認を代行してくれる
デフワークスの良い評判として「直接聞けないことを変わりに聞いてくれる」「企業との架け橋になってくれる」というメリットがあります。

引用元:デフワークス公式HP
デフワークスでは、ボーナスや有給休暇についてなどの踏み込んだ内容の確認を代行してくれます。そのため、障害の問題以前に、転職希望者としての疑問にも寄り添ってくれるため安心です。
とくに、給与や有給など待遇をはじめとした求人情報は、話題にするにはデリケートな部分でもあります。アドバイザー経由だからこそ確認できることもあるため、心強いサポートです。
良い評判・メリット③
ビジネスマナーの研修を実施している
良い評判として「ビジネスマナーをはじめとした研修がある」というものもありました。

引用元:デフワークス公式HP
デフワークスは、マナーや文章力(履歴書・メール文章など)の研修・添削を実施しています。そのため、業界が異なる転職で、ビジネスマナーの見直しを必要とする方でも安心です。
こうした不安に対しても徹底的に寄り添ってくれるため、不安や疑問が少なく転職に取り組めます。
良い評判・メリット④
気になる職場への見学が可能
デフワークスでは、職場見学が可能な点もメリットとして挙げられます。

引用元:デフワークス公式HP
障害者の就職・転職活動において、実際に働く環境をあらかじめ確認できるのは非常に重要です。とくに、聴覚障害の場合、コミュニケーションを補助してくれる配慮事項の有無が確認できる機会は、安心して働けるかどうかの判断として欠かせません。
また、このような見学制度があるサービスの場合、見学時には同行してくれるケースがほとんどです。そのため、「初めての就職・転職だから心配」「サポートがないと不安」という方でも安心して利用できるでしょう。
デフワークスの悪い評判・デメリット
ここではアンケート調査およびSNSやGoogleMapでの悪い口コミからわかるデメリットを解説します。
- サポートエリアは首都圏メイン
- 公開求人がなく気軽に利用できない
- 求人数が少なく物足りなさを感じる
悪い評判・デメリット①
サポートエリアは首都圏メイン
気になる悪い評判としては「東京など首都圏を勤務地とする求人が多い」というものが挙げられます。

引用元:デフワークス公式HP
デフワークスは、2024年4月当時は首都圏をサポート可能なエリアとして事業開始していました。そのため、現在もその名残があり、東京を中心とした求人が多いです。
しかし、2025年1月現在では既に大阪・京都・名古屋など他県の求人も公開されはじめています。それでもまだ首都圏の求人が多いですが、着実に増えていることが確認できます。
悪い評判・デメリット②
公開求人がなく気軽に利用できない
また、「求人はすべて非公開」というデメリットもあります。

引用元:デフワークス公式HP
デフワークスでは、求人はすべて非公開となっています。登録することで非公開求人が見れるようになる・紹介してもらえるサービスはありますが、そもそも一つも公開求人がないため利用判断が難しいです。
補足として、インスタグラム上でも求人情報の発信をしているものの、インスタグラムでも求人の詳細な部分までは確認できません。
悪い評判・デメリット③
求人数が少なく物足りなさを感じる
悪い評判として「条件次第では提案が少なくないような気も」「転職活動が非効率的になる」という口コミがありました。
求人数が少ない?かどうかはわかりません。が、条件次第では提案が少なくないような気もします。障害というハンデに加え、更に希望を絞ると尚更です。ただ、しっかり提案してくれる姿勢やサービスそのものには満足しています。
引用元:アンケート(2024年9-11月)
基本的に文句なしです。強いて言えば、この会社にかかわらず、障害者向けの転職サービスともなれば健常者向けに比べたら母数が圧倒的に違うので、どうしても物足りなさを感じる。ぜひ頑張ってほしいです。
引用元:アンケート(2024年9-11月)
聴覚障害専門だから、やっぱり求人はすくないのかなとインスタを見て思いました。それでも情報発信のスタイルとか、サポートとか鑑みれば、他社より良心的かなという印象です。
引用元:アンケート(2024年9-11月)
デフワークスは、聴覚障害特化の転職エージェントのため、提案できる求人数が少ないです。参考までに、デフワークスのインスタグラムで確認できた求人情報は150件を下回りまっています。※2026年1月時点
そのため、デフワークスのみで転職活動をするとなると物足りなさを感じるほか、希望条件などを絞ると転職活動は長期的になってしまう可能性があります。
デフワークスがおすすめな人
デフワークスは聴覚障害に寄り添ったサポートを徹底している転職エージェントです。そのため、聴覚障害に理解ある企業へ転職したい方には最適のサービスとなっています。
- 聴覚障害に理解がある転職エージェントを希望する方
- 待遇などについてしっかり確認していきたい方
- 転職に対して不安があり研修を希望する方
また、転職するうえで気になる給与をはじめとした待遇に関しても、アドバイザーが条件確認を代行してくれます。そのため、転職活動自体に不安があり、不安や疑問を解消しながら活動したい方におすすめです。
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【公式】https://deaf-works.jp/
無料で利用できて、いつでも簡単に退会できるので、まずは「どのような求人があるか」だけでも、気軽に相談してみると良いでしょう。
また、各エージェントごとで保有している非公開求人は異なるのと、担当アドバイザーには相性があるので、いくつか掛け持ちして比較できると、より安心です。
障害者雇用の転職エージェントおすすめ
障害者雇用枠の取扱い求人数が多く、利用者からの評判が良かった転職サービスを紹介していきます。厳選するにあたって下記の観点で各サービスを比較しました。
- 障害者雇用枠の求人総数
- 利用者からの評判・口コミ
- 転職支援の実績が豊富であること
| 順位 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6位 | 7位 | 8位 | 9位 | 10位 | 11位 | 12位 | 13位 | 14位 | 15位 | 16位 | 17位 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
LITALICO仕事ナビ | ![]() dodaチャレンジ | ![]() かべなし求人ナビ | ![]() atGPエージェント | ![]() 障害者雇用バンク | ![]() DIエージェント | ランスタッド | |||||||||||
| 総合評価 | 4.7 | 4.6 | 4.5 | 4.4 | 4.0 | 3.9 | 3.9 | 3.8 | 3.7 | 3.5 | 3.4 | 3.3 | 3.2 | 3.1 | 3.1 | 3.0 | 3.0 |
| 求人の数 | 4,000件以上 | 1,500件以上 | 1,300件以上 | 1,300件以上 | 1,100件以上 | 1,000件以上 | 1,000件以上 | 500件以上 | 300件以上 | 700件以上 | 250件以上 | 100件以上 | 1,000件以上 | 2,000件以上 | 100件以上 | 非公開 | 100件以上 |
| 対応地域 | 首都圏のみ | 全国対応 | 全国対応 | 首都圏/関西 | 首都圏/関西 | 首都圏/関西 | 首都圏/関西 | 首都圏/関西 | 首都圏/関西 | 東京のみ | 東京のみ | 首都圏/関西 | 首都圏/関西 | 首都圏/関西 | 首都圏/関西 | 東京のみ | 東京のみ |
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転職エージェントは最初から一つに絞る必要はありません。特に、人気求人はすぐに出払ってしまうので、いくつか登録して新着求人をチェックすることが重要です。
おすすめの転職エージェント:
1位. LITALIO仕事ナビ

LITALICO仕事ナビは、障害のある人が自分らしく働ける職場を探せる就職支援サイトです。
非公開求人が多く、障害者雇用実績が豊富な職場や、同じ障害を持つ人が働く職場など、自分に合った職場を見つけられます。就職後も働き続けられるよう、定着支援プログラムがあり安心です。
求人探しだけでなく、障害者領域専門のキャリアアドバイザーが希望に合う求人紹介や書類添削、面接対策などをサポートしてくれるため。初めての転職や一人で進めるのが不安な人におすすめです。
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【公式】https://snabi.jp/
| LITALICO仕事ナビの基本情報 | |
|---|---|
| タイプ | 転職エージェント |
| 対応障害 | 身体障害、精神障害 |
| エリア | 全国(転職支援は一都三県のみ) |
| 求人数 | 4,000件以上 |
| 運営会社 | 株式会社LITALICO |
| 設立日 | 2005年12月26日 |
| 所在地 | 東京都目黒区上目黒二丁目1番1号 中目黒GTタワー1501号室 |
| 許可番号 | 有料職業紹介許可番号:13-ユ-312010 |
| 公式サイト | https://snabi.jp/ |
おすすめの転職エージェント:
2位. dodaチャレンジ

- 大手の障害者転職エージェント
- 2024年度の転職支援実績No.1
- 大手人気企業の非公開求人を保有
- 障害特性ごとに専任スタッフがサポート
- カウンセリング満足度は95%
- 定着率も96%以上と安心できる
dodaチャレンジは人材大手パーソルが運営する障害者向け転職エージェントです。全国の幅広い求人をカバーしているので、利用必須と言っても過言ではありません。
実績としては、障害者の転職支援数No.1(2024年度)と高く、入社後6ヶ月の定着率も96%と安定していることが特徴です。障害の特性に合わせて専門的なアドバイザーが転職をサポートしている点も魅力的です。
大手企業の高年収求人はもちろん、短い時間から働きやすい求人も保有しているので、ぜひ一度「どういった求人があるか」を相談してみると良いでしょう。
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| dodaチャレンジの基本情報 | |
|---|---|
| 対象障害 | 全て |
| 対象地域 | 全国 |
| 求人掲載数 | 1,300件以上 |
| 運営会社 | パーソルダイバース株式会社 |
| 設立年月 | 2023年4月1日 (旧パーソルチャンレンジ株式会社では2008年1月1日) |
| 所在地 | 東京都港区港南一丁目7番18号 A-PLACE品川東6階 |
| 許可番号 | 職業紹介番号:13-ユ-040608 |
| 公式サイト | https://doda.jp/challenge/ |
おすすめの転職エージェント:
3位. かべなし求人ナビ

かべなし求人ナビは、障害への理解がある企業の求人紹介してくれる障害者向け転職エージェントです。
運営会社である株式会社エス・エム・エスは介護事業者の経営改善に役立つサービスを15年以上提供しており、これらのサービス運営で得た知見を活かしたサポートをしてくれることが特徴です。
障害者雇用の求人紹介以外にも、就労移行支援や就労継続支援の紹介にも対応しています。
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【公式】https://dei-go.com/
| かべなし求人ナビの基本情報 | |
|---|---|
| タイプ | 転職エージェント |
| 利用料金 | 無料 |
| エリア | 全国 |
| 求人件数 | 1,300件以上 |
| 運営会社 | 株式会社エス・エム・エス |
| 設立年月 | 2003年4月4日 |
| 所在地 | 東京都港区芝公園2-11-1 住友不動産芝公園タワー17F |
| 許可番号 | 有料職業紹介番号:13-ユ-190019 |
| 公式サイト | https://dei-go.com |
おすすめの転職エージェント:
4位. atGPエージェント

atGPエージェントは、障害者就職のプロが1対1でサポートしてくれる転職エージェントです。就労移行支援も展開しているので、質の高いサポートが受けられます。
サイト上では非公開のatGPエージェント限定の非公開求人を中心に紹介してくれ、強みや障害の状態が正しく伝わるように面接対策をしてくれます。
障害の詳細や経歴を踏まえて求人を紹介してくれるので書類が通過しやすく、適切な面接対策が受けられることでスムーズに就職活動が進められます。必要な配慮を直接伝えにくい場合も、担当者が伝えてくれるので安心です。
- 事務系職種に転職したい人
- 関東や大阪府など大都市で求人を探している人
- 正社員以外の求人でも転職したい人
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【公式】https://www.atgp.jp/
| atGPエージェントの基本情報 | |
|---|---|
| 対象障害 | 全て |
| 対象地域 | 全国 |
| 求人件数 | 1,200件以上 |
| 運営会社 | 株式会社ゼネラルパートナーズ |
| 設立日 | 2003年4月9日 |
| 所在地 | 東京都千代田区内幸町2-1-1 飯野ビルディング9階 |
| 許可番号 | 有料職業紹介許可番号:13-ユ-030101 |
| 公式サイト | https://www.atgp.jp/ |
おすすめの転職エージェント:
5位. DIエージェント

DIエージェントは、障害者求人サイトBABナビを運営しているD&Iの転職エージェントです。多くの方がBABナビの求人に応募したあとに連絡を受けることになります。
障害者向けの転職を支援しているエージェントというよりは、BABナビ経由で求人応募した障害者に対して、最初の選考フィルターとして、面接をする立ち位置です。
- リモート可の職場で働きたい人
- 東京や地方の都市部で働きたい人
- 転職に不安がありきめ細かいサポートをしてほしい人
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【公式】https://di-agent.jp/
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| タイプ | 転職エージェント |
| 対応障害 | 全て |
| エリア | 全国 |
| 求人数 | 1,000件以上 |
| 運営会社 | 株式会社D&I(ディーアンドアイ) |
| 設立日 | 2009年8月20日 |
| 所在地 | 東京都千代田区神田錦町三丁目3番地 竹橋3-3ビル5階 |
| 許可番号 | 有料職業紹介許可番号:13-ユ-306397 |
| 公式サイト | https://di-agent.jp/ |
障害者転職エージェントの選び方・ポイント
障害者雇用枠で転職エージェントを選ぶときは下記ポイントで比較していきましょう。それぞれ順を追って解説していきます。
- 障害者雇用の転職支援実績があるか
- 的確な求人提案を受けられるか
- 選考対策/サポートが充実しているか
- 専門的なアドバイスが得られているか
- 併用して担当者を見極められているか
転職エージェントの選び方#1
障害者雇用の転職支援実績があるか
まず、転職エージェントを選ぶときは、障害者雇用枠での転職支援実績が十分にあるかを確認しましょう。なぜなら一般雇用とは全く形式が異なるので、相応の専門知識が必要になるからです。
実際、採用企業側での受け入れ体制として、障害種別(身体障害なのか精神障害なのか知的障害なのか)によって、配慮体制や管理職ノウハウに差があるので、事前にすり合わせる必要があります。
また、障害者雇用枠では、専門の転職エージェントを使う必要があります。一般的に広く知られる大手転職エージェントでは、障害者雇用枠の求人を全く保有していないので、注意してください。
転職エージェントの選び方#2
的確な求人提案を受けられるか
障害者雇用では配慮事項や職場との相性が重要なので、あなたの状況を踏まえた上で、マッチした求人提案をしてくれるかも見極めるポイントになります。
- 伝えた条件は満たしているか
- その中でも魅力的な求人になっているか
- あなたが言語化していない要望まで捉えているか
- 気付きのある求人提案をしてくれたか
- 提案理由まで添えてあるか
一方で、あなたからヒアリングした条件通りにサイトで検索して、ただ見つかった求人を思考停止で送りつけるだけでは、提案とは言いません。検索作業の代行です。
転職エージェントの選び方#3
選考対策/サポートが充実しているか
転職エージェントは紹介求人だけでなく、選考対策の充実度合いで選ぶことも意識してみてください。担当者のサポート品質によって、転職決定率が大きく変わります。
- 自己分析
- 経歴の棚卸し
- 配慮事項の整理
- 履歴書や職務経歴書の添削
- 面接練習
- 企業ごとの面接質問の共有
- 選考落ちの理由と次回の対策
特に、書類通過後の面接は、事前準備を完璧にしておけば、落ちる可能性は大きく減らせます。
なぜなら、企業側の採用基準が変わらず、過去の候補者が選考落ちした理由もわかるのと、聞かれる質問はほとんど変わらないので、いくらでも対策できるからです。
さらに、転職エージェント側では、会社ごとの採用基準や選考履歴を把握しているので、企業ごとに合わせて志望動機や自己PRを練り上げることで、より選考通過率が上がります。
転職エージェントの選び方#4
専門的かつ幅広いアドバイスが得られているか
キャリアアドバイザーは、障害者雇用と業界特有の専門知識を有しているべきなのは当然として、特定分野に偏って視野が狭くならないように幅広い知見があることも重要です。
- 希望業界や職種での専門性が高いこと
- それ以外の関連業界も一定は精通していること
軸足としては特定分野で専門的な知見を持ちつつ、中長期的な観点で、時には違った視点でアドバイスできることが重要です。実際、これまでの職種経験を活かしながらも、少しだけ軸をずらして、他業界で活躍するというキャリアの事例もありうるからです。
転職エージェントの選び方#5
併用して担当者を見極められているか
最後に一番重要なのは、必ず複数の転職エージェントに登録して、担当者の対応や相性を比較することです。
そもそもキャリアアドバイザーになるために、社会経験や資格は一切必要ないのと、基本的には一人で求職者と向き合う仕事ということもあって、同じ会社でも担当者によって対応レベルは大きく異なります。
ここ数年で急激にエージェント事業者が増えているので、当たり外れが大きくなっています。

出典:厚生労働省
急増した理由を一言でまとめると簡単に始められて儲かるからです。採用企業に人材を転職させれば報酬(想定年収の3割ほど)がもらえるので、収益目的で、誠実ではない対応をする事業者もいます。
当社が実施した転職者向けのアンケート結果では、平均4社の転職エージェントに登録している方が、一番、転職後の満足度が高かったので、まずは4社をお勧めします。
障害者雇用の転職サービス一覧
まず、障害者雇用で就職先を探すとき、使えるサービスは5種類あります。それぞれ順番に解説していきます。
- 求人サイト
- 転職エージェント
- 就労移行支援事業所
- ハローワーク
- 求人検索エンジン
障害者雇用枠の転職サービス#1
求人サイト(求人広告型)
求人サイトでは、企業側が掲載料を払って公開している求人が掲載されているので、自分で求人を探して企業に直接応募することになります。
企業側からすると、掲載期間に応じた広告料金が発生しているので、より多くの人材を採用できるように、人材を大量募集している職種(営業職や事務職など)が中心となりやすいことが特徴です。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 自分のペースで探せる 企業側と直接やりとりできる 企業スカウトが来ることもある | 少数枠募集の求人は出にくい 人気求人はすぐに募集が埋まる 更新頻度が高くはない |
企業側と直接やりとりすることになるので、転職に慣れている人向けです。また、求人サイト側での審査は最低限なので、自分で見極める必要があります。(ものによっては、離職率が高くてポストに空きが出続けるような怪しい求人だったり、応募しても別職種を案内される釣り求人だったりするので。)
- 転職の軸が明確である
- 自分で幅広い選択肢を探したい
- 自身で選考状況の管理ができる
- 転職や外部との交渉に慣れている
障害者雇用枠の転職サービス#2
転職エージェント(人材紹介)
転職エージェントでは、一人ひとりの求職者(仕事を探している人)に、専属キャリアアドバイザーがついて、求人提案から選考管理、就職サポートまでをしてくれます。
企業側からすると、代わりに「採用条件に合う人材」を探してきてくれる人事代行としての役割があり、さらに採用するまで費用がかからないので、気軽に求人を出しやすいことが特徴です。そのため、求人の種類と幅なら転職エージェントの方が(求人サイトより)多い傾向にあります。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 少人数募集の求人もある 新着求人が一般公開前に届く 選考管理や転職サポートがある | 担当者次第なところがある エージェント社内選考がある |
また、採用企業が求人を一般公開する前に、エージェント経由で紹介してもらうことができるので、新着求人に応募が集まっていないうちに応募できることも強みです。さらに、面接対策や書類添削などの転職サポートを受けることで、選考も有利になるので、早く転職したいならおすすめです。
- 早めに転職したい
- 新着求人に早く応募したい
- 選考管理や企業連絡を任せたい
- 転職サポートをしてもらいたい
- 求人提案をしてもらいたい
ただ、エージェント次第では社内選考が厳しく「紹介できる求人がない」と断られるケースもあるので、その場合はいくつか試しましょう。
障害者雇用枠の転職サービス#3
就労移行支援事業所
いますぐの就職ではなく、まずは就労訓練(スキル習得や体調管理など)を受けてから就職したい方には、就労移行支援事業所の利用もおすすめです。
定期に通所すれば「安定して就労できる証明」になるのと、職業訓練プログラム(例:ビジネススキル、デザインやプログラミングなど)が用意されていて、就職先の紹介までしてもらえるので、職歴の空白期間が長い方だと、就職率が格段に上がります。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 安定通所できる実績ができる 職業訓練でスキルが身に付く 企業を紹介してもらえる | 利用期間中は給料が出ない 一定期間は通所する必要がある 事業所ごとの相性問題もある |
医師の診断書があれば、手帳を取得していなくても自治体が許可するケースが多いのと、ほとんどの方が無料で利用しているので、興味があれば事業所の見学からしてみてください。すぐに働くことに自信がない方や、転職エージェントに求人紹介をしてもらえない方に、おすすめです。
- 職業訓練を受けたい
- 時間をかけて慎重に就職したい
- 転職エージェントに断られてばかり
- 生活費はなんとかなる(生活保護含む)
障害者雇用枠の転職サービス#4
ハローワーク
障害者雇用では、転職エージェントや求人サイトのほうが求人情報が充実している傾向にありますが、地方だとハローワークにしか求人がないこともあるので、地域によっては利用を検討しましょう。
企業側は、採用費用をかけずに求人を掲載をし続けることができるので古い求人が多く、ハローワーク側の審査基準が緩いので、ややグレーゾーンな企業もある点に注意が必要です。総じて粗い傾向にあります。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 自分のペースで検索できる 地域密着型の求人掲載数がある 行けば職員に相談もできる | やや古い求人情報が多い 自分で求人を見極める必要がある 条件が良い求人はほとんどでない |
現代では、転職エージェントや求人サイトのほうが良質な求人が多くなっているので「住んでいる地域で求人がない」などでない限り、積極的に利用する理由はないかもしれません。
- 地方エリアに住んでいる
- 地域密着中小企業の障害者求人を見たい
- 転職エージェントを利用できない
障害者雇用枠の転職サービス#5
求人検索エンジン
最終手段にはなりますが、Indeedをはじめとした求人検索エンジンの利用も選択肢には上がります。最低限の審査基準をクリアすれば、企業側が無料掲載できるので、掲載数は多いです。
ただ、Indeed上で掲載されている求人は、採用企業が出している求人以外に、大小様々な転職エージェントが自社集客のために転載している求人票が多く、さらに釣り求人もあるので、良し悪しを見極めることが難しいという難点もあります。正直、最初から実績ある大手エージェントを使った方が効率的です。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 求人掲載数は多い 自分のペースで検索できる | 求人の審査基準が甘い 釣り求人の存在を否定できない 中小エージェントの求人転載が多い |
副業やアルバイトで探すなら、他サービスだと掲載数が物足りないので選択肢にはあがるものの、正社員狙いなら、まずは大手の転職サービスで探した方が効率的です。
- 大手転職サービスに求人がない
- 副業やアルバイト求人を探している
- 転職慣れしていて自分で見極められる







